子育て奮闘中のパパこそ、チノパンの代名詞「Dickies 874」が良い理由
仕事と家事・育児を両立しながら、古着屋開業を目指す「SWAMP SIDE」佐々木です!
「以前は気にしていたけど、最近オシャレに気をつかっていないな」
自分で使えるお金は限られているし、私服を着る機会も休みの日くらい。
子供と過ごすと、
「汚れることも多いし、休みのたびにお気に入りの服でバシッと決めるのもちょっと違うんだよなぁ」
動きやすいけどラフになりすぎない、ちょうどいいパンツがない。そんなことを感じているパパも多いのではないでしょうか?
加えて、自分だけの世界で成立していた独身時代と比べて、学校や習い事の先生、子供の友達のパパやママなど、今まで関わりを持つ機会が少なかった人たちと交流するタイミングがめちゃくちゃ増えますよね。
特に、面談やちょっとした発表会などの、ややフォーマルな方がベターという時に着る服って意外とありません。
また、「ファッションにはこだわっています!」という方でも、休みの日に子供と出かけた時は、冬でも汗はかくし、公園に行って一緒に遊べばそこそこ汚れます。食事後に「あれ?なんでこんなところにシミが??」なんてこともよくあります。
もちろんお気に入りの服は持っておきたいし、大事にしたいですよね。
でも「この服高いんだから、汚れた手で触るんじゃない!」
抱っこをせがんだり、じゃれてくる子どもたちにそんな言葉は言いたくないし、そもそも伝わりません! それはここぞという時に着るとして…。
そんな家事や育児に奮闘中の子育て世代のパパにこそオススメしたいパンツがあります。
それは「Dickies 874」
- 老舗ブランドの定番アイテムという絶対的な安心感
- ワークウエアブランドならではの耐久性と、シーンを選ばない汎用性の高いシンプルなデザイン
- 財布にも優しい値段で手に入る
以上に3つの理由を交えながら、「Dickies 874」を紹介していきたいと思います。
老舗ブランドの定番アイテムという絶対的安心感
今ではストリートファッションの代名詞ブランドといっても過言ではないDickies(ディッキーズ)。
・歴史
1918年、創業者のC.N.ウィリアムソンとE.E.ディッキーが数名の仲間たちと、アメリカ・テキサス州のフォートワーズにてディッキーズの前身となるU.S.オーバーオール社を設立。その後、1922年に社名をWilliamson・Dickie MFG.CO.(ウィリアムソン・ディッキー製造会社)変更。その翌年の1923年には、名作「874」の原型となるKHAKI(カーキ)パンツの生産がスタートしました。
1941年、第二次世界大戦にアメリカが参戦。政府からに要請を受けて、陸軍の制服を生産。
1950年代、地元テキサスの石油労働者向けにカーキのワークウエアを売り出したことで、爆発的なヒットを飛ばす。
1967年、ロングセラーとなってきたカーキパンツを進化させた「874」を発売させる。
1980年代には、著名なラッパーやスケーターが着用したことで、ストリートシーンに進出。以降、ストリートブランドとしての地位も確立していきます。
・流行に左右されない定番アイテムという完成されたデザイン
時代ごとにちょっとした改良や仕様の変更はありますが、基本的なデザインは変わりません。長きにわたって発売され続けているということは、多少の浮き沈みがあったとしても、ニーズが安定しているということです。(ディッキーズ 874に関していえば、発売されてから50年以上、その前身モデルから考えると約100年!)
時代を超えて愛されている定番アイテム。それは完成されたデザインということの証明でもあります。
・タグが放つ威力と安心感
リーバイスの赤タブや、ラルフローレンのポニーマークのように世界中で認知されているメジャーブランドだけに許された権威性ともいえます。リーバイスといえば501。ラルフローレンといえばボタンダウンシャツ。ディッキーズといえばチノパン。
501の後ろポケットに付く赤タブや、ラルフローレンの胸元に施されたポニーマークの刺繍といった具合に、ディッキーズの右後ろポケット上にもスクエアパッチのブランドタグがついています。ファッションアイテムとして多くの人に認知されていて、説明する必要がないほどの、定番アイテムがもたらす絶対的な安心感にも繋がります。
ワークウエアブランドならではの耐久性と、シーンを選ばない汎用性の高いシンプルなデザイン
・リアルワーカーたちにも支持されるつくり
ディッキーズのそもそもの起源が『タフな環境に身を置くワーカー向けのもの』。
炭鉱労働者に愛用されたり、アメリカ陸軍の制服として採用された歴史を持ちます。
歴史に裏打ちされた耐久性と、スケーターにも愛用されるほど、足さばきが楽で動きやすいシルエット。この2つの要素で、子どもたちと公園のアスレチックで遊んだり、キャンプなどのアクティブなシーンでもがんがん穿くことができます。
車の鍵や汗拭き、スマホなどなど。どうしても荷物が多くなりがちな、子供とのお出かけの時には、ものが落ちにくい深めに設計されたポケットも助かります。
・少しフォーマルな場面でも活躍する
子どもを持つと、授業参観や発表会などの、ラフすぎずフォーマルすぎない。ちょうど中間くらいの場面に着ていく服って案外ありません。そんな時にも「ディッキーズ 874」が活躍してくれます。
無駄なものを削ぎ落としたシンプルな形はスラックスのようにキレイめに着用できることも「874」魅力です。
ワークウエアにも関わらずキレイめに合わせることができる。その秘密は…
洗濯しても取れにくいセンタープレスと、膝下ストレートのオーソドックスでルーズすぎないシルエットです。
ウエストジャストで合わせれば、きちんとキレイめを演出してくれます(※伸びにくい生地を使用しているので、いつもよりワンサイズアップをチョイスすることがオススメです)。
財布にも優しい値段で手に入る
ディッキーズの魅力として、手に取りやすい価格帯といのもあります。「874」に関しては探せば4000円〜くらいで手に入れることが出来ます(古着屋でも取り扱っているお店は多いです!)
自分のことばかりにお金をかけることが出来ない。出費が多い子育て世代には嬉しい限りです。たとえ汚れたり、体型の変化でサイズが合わなくなってきても、気軽に買えることが出来ます。
※年代物やレアモデル、ブランドとのコラボモデルによっては値段が高いものあります。
販売店も多くてインターネットでも、ドン・キホーテでも、結構どこでも買えます。
もし気に入ったのであれば、シーン合わせて、色やサイズパターンを変えるなんてことも出来ます。
まとめ
以上、僕が子育て世代のパパに「Dickies 874」をオススメしたい理由でした。
ディッキーズは古着屋でも新品を取り扱うお店でも気軽に手に取れる定番ブランドです。
最近ではブランドとのコラボアイテムなんかもたくさん出ていて、種類は本当に豊富です。幅広い価格帯で市場に出回っているということは、世の中から必要とされていることなんだと思います。
まずは気軽に定番の874から試してみるのがオススメです。カラーバリエーションも豊富なので、いろいろ試してみるのも良いかもしれませんね。
それでは、また!